鉄・銅・ステンレス製品に黒染めを施すことにより、防錆力の向上や見た目の美しさを高めることができます。品物本来の寸法にほとんど変化を与えずに処理できるのが塗装と大きく異なる点です。金属表面の仕上げ方によって処理速度は変わっていくため、特に全国的にも珍しいステンレスの黒染めは繊細な作業が必要になります。温度管理や段階ごとの処理時間など細かな気配りが必要になります。毎日新たな品物が私どもの手元にやってきます。蓄積してきたノウハウだけでなく、常にそれぞれの品物と真剣勝負で作業にあたっています。
全国的にも珍しく、また難しいステンレスの黒染め。
当社が50年以上培ってきた鉄の黒染め技術を応用させ、
さらに装飾性を持たせた新たな技術『玄』を開発しました。
玄は黒を表し玄人(くろうと)の意味を持ちます。
中国の神話、天の四方を方向を司る霊獣、北の玄武とし北を示します。
北国新潟三条の鍛冶屋技術が育てた美しい技のブランドです。
TMの「玄」は金属なのに、まるでデニムのように色落ちの風合いを楽しめます。
「玄」は染色技術なので、塗装などと違い金属の良さ、金属ならではの質感を保つことができます。
皮膜が薄く、表面から内方向に化成するため、寸法精度に影響を与えません。
金属本来の輝きを損なわない美しい黒光沢が、商品の付加価値を高めます。
この度当社では、ステンレスの黒染め処理をスタートさせました。
全国的にも珍しく、また難しいとされているステンレスの黒染めですが、
50年以上培ってきた鉄の黒染め技術を応用させ、安定感を高めたステンレスの黒染め処理を実現しました。
ステンレスを黒くすることでデザイン性を高め、またもともと錆に強いステンレスですが更に防錆力を高めると共に、 光の反射を抑える反射防止効果もありますので、光学機器等の部品の処理にも適しています。
膜厚も1~3μと非常に薄いため、寸法変化の影響もほとんどありません。
また処理温度も120度前後ですので、温度による品物への影響もありません。
黒染めは酸化皮膜ですので、皮膜が剥がれ落ちることがなく、人体にも影響がありませんので口に含んでも安全です。
処理液も禁止されている成分は一切使われていない(RoHSにも対応しています)ため、環境にもとてもやさしい処理です。
鉄・銅・ステンレス製品に黒染めを施すことにより、防錆力の向上や見た目の美しさを高めることができます。品物本来の寸法にほとんど変化を与えずに処理できるのが塗装と大きく異なる点です。金属表面の仕上げ方によって処理速度は変わっていくため、特に全国的にも珍しいステンレスの黒染めは繊細な作業が必要になります。温度管理や段階ごとの処理時間など細かな気配りが必要になります。毎日新たな品物が私どもの手元にやってきます。蓄積してきたノウハウだけでなく、常にそれぞれの品物と真剣勝負で作業にあたっています。